- はじめに
- 「モアナと伝説の海」とは?
- ディズニー映画の中での位置づけ
- なぜ今も愛されるのか
- あらすじ(ネタバレなし)
- どんな物語?
- モアナの冒険の目的とは?
- 主人公・モアナの魅力
- ストーリーの魅力と深掘り(ネタバレあり)
- モアナの成長物語
- マウイとの関係性
- 「海」と「自然」とのつながり
- 見どころポイント3選!
- 美しい映像と音楽(『How Far I’ll Go』の魅力)
- ディズニーの新たなヒロイン像
- 伝説とポリネシア文化の融合
- 知るともっと楽しい!モアナの豆知識
- モアナは“プリンセス”ではない?
- テ・フィティとテ・カァの関係の秘密
- 隠れキャラ&イースターエッグ
- まとめ
- 「モアナと伝説の海」が伝えたかったメッセージ
- こんな人におすすめ!
- もう一度観たくなるポイント

はじめに
2016年に公開されたディズニー映画『モアナと伝説の海』(原題:Moana)。
「海に選ばれた少女が、世界を救うために冒険に出る」という壮大なストーリーと、圧倒的な映像美、心に響く音楽が魅力の作品です。
『アナと雪の女王』や『ラプンツェル』に続くディズニーのヒロイン映画として登場しましたが、モアナはこれまでのディズニープリンセスとは一味違います。彼女は王子様の力を借りるのではなく、自らの力で困難を乗り越え、成長していく強い意志を持ったキャラクターです。
また、本作はポリネシア文化をベースにした物語で、海とともに生きる人々の歴史や神話が深く反映されています。ディズニーならではのリサーチの綿密さが光る作品でもあり、ストーリーだけでなく文化的背景にも注目すると、より深く楽しむことができます。
本記事では、『モアナと伝説の海』の魅力を徹底解説!
「あらすじ」「見どころ」「豆知識」 などを通じて、この作品の奥深さをお届けします。
あらすじ(ネタバレなし)
はるか昔、豊かな自然に恵まれた島々が広がるポリネシアの海。
主人公 モアナ は、海を愛し、未知の世界に憧れる勇敢な少女です。彼女は、海の向こうには何があるのかを知りたくてたまりません。しかし、村の掟では「危険だから、外の海へ出てはいけない」とされており、モアナの父である村長も、彼女が海へ出ることを固く禁じています。
そんなある日、村に異変が起こります。かつては豊かだった島が次第に枯れ果て、魚も獲れなくなり、作物も育たなくなってしまうのです。長老であり、モアナの祖母である タラ は、これが「海の女神・テ・フィティの心が奪われたこと」による呪いだと語ります。
そして、ある運命の日。モアナは海に選ばれ、「テ・フィティの心」を元に戻すという使命を背負うことになります。その鍵を握るのが、かつて神々の力を持つ半神・マウイ。彼は強大な力を持つ英雄ですが、どこか問題だらけの性格。モアナは彼を探し出し、協力を得ることで、世界を救う旅へと出発するのです。
果たしてモアナは、村を救うことができるのか? そして、彼女が本当に「海に選ばれた理由」とは──?
ストーリーの魅力と深掘り(ネタバレあり)
① モアナの成長物語 – 自分の道を切り開くヒロイン
モアナは最初から勇敢な少女ですが、旅の中で 「自分は何者なのか?」 を問い続けます。村の未来を守るために行動するものの、途中で挫折し、自信を失う場面も。特に、マウイが旅を諦めようとしたとき、モアナ自身も「自分には無理なのではないか」と迷います。
しかし、祖母タラの魂が現れ、「お前は誰?」と問いかけるシーンは、モアナの成長の分岐点。彼女は 自分は海に選ばれたのではなく、自分自身でこの道を選んだのだ と気付きます。自らの意志で進むことを決意し、困難を乗り越えていく姿が感動を呼びます。
② マウイとの関係性 – ただの相棒ではない師弟関係
モアナの旅には、半神の英雄 マウイ が欠かせません。最初は協力を拒むマウイですが、モアナの粘り強さと真っ直ぐな心に動かされ、しぶしぶ旅を共にすることに。
しかし、マウイ自身も「心の傷」を抱えています。彼は人間たちに愛されるために尽くしてきましたが、実は神々によって見捨てられた過去を持っていたのです。そのトラウマから、「自分は力を持つからこそ価値がある」と考えていました。
モアナとの旅を通じて、マウイは 「真の英雄とは、力ではなく心で決まる」 ということを学びます。そして、最後にはモアナのために自らの大切な釣り針を犠牲にし、彼女を助ける選択をします。この成長は、ただの「陽気な相棒」以上の存在感をマウイに与えています。
③ 「海」と「自然」とのつながり – テ・フィティの真実
物語のラスト、大ボスとして立ちはだかる炎の悪魔 テ・カァ。激しい戦いの末、モアナはある真実に気づきます。
「テ・カァこそが、心を奪われたテ・フィティだった」
このどんでん返しは、映画の最大のサプライズのひとつ。モアナは「戦う」のではなく、「心を返す」ことで、すべてを解決します。このシーンの演出も素晴らしく、モアナが荒れ狂うテ・カァの前に立ち、「来て」と静かに呼びかける場面は、圧倒的な緊張感と美しさを兼ね備えています。
この展開が示すのは、「自然は破壊するものではなく、共存するもの」 というメッセージ。テ・フィティの心を取り戻した瞬間、世界が再び生命の息吹を取り戻す様子は圧巻です。ディズニーが描く「環境との共生」のテーマが、美しく表現されています。

見どころポイント3選!
① 美しい映像と音楽 – 『How Far I’ll Go』の魅力
『モアナと伝説の海』の映像美は、ディズニー史上でも屈指のクオリティ。特に 「海」 の描写は圧倒的で、まるで本物の波がスクリーンに押し寄せてくるようなリアリティがあります。海はただの背景ではなく、モアナを導き、時に試練を与える "キャラクター" のような存在として描かれています。
さらに、この作品を語る上で欠かせないのが、劇中歌 『How Far I’ll Go』。
主人公モアナが「自分の運命を切り開く決意」を歌い上げるこの曲は、まさに物語の象徴。日本語版(歌唱:屋比久知奈)も美しく、感情がダイレクトに伝わる名曲です。
📌 ここがポイント!
- 海の波や光の反射など、CG技術の進化が感じられる映像
- 『アナと雪の女王』の『Let It Go』に続く、新たな名曲『How Far I’ll Go』
- ポリネシアの民族楽器を取り入れた音楽が、世界観を深める
② ディズニーの新たなヒロイン像 – モアナの魅力
モアナは、これまでのディズニープリンセスとは一味違います。
✅ 恋愛要素が一切ない
ディズニープリンセス映画には「王子様と恋に落ちる」という展開が定番ですが、本作には恋愛要素がありません。モアナの物語は「愛する誰かを探す」ではなく、「自分が何者なのかを見つける」 旅なのです。
✅ 勇敢でリーダーシップがある
モアナは村の未来を救うため、自らの意志で危険な航海へ出ます。彼女は 「助けられる存在」ではなく、「自分で道を切り開く存在」。この強さが、多くの観客の共感を呼んでいます。
📌 ここがポイント!
- 恋愛なしの物語 → ヒロイン自身の成長にフォーカス
- 「プリンセス」ではなく「リーダー」としての役割
- ディズニーの新たな女性像を打ち出した作品
③ 伝説とポリネシア文化の融合 – 神話が息づくストーリー
『モアナと伝説の海』には、ポリネシア神話がふんだんに取り入れられています。
例えば、マウイはポリネシアの伝説に登場する実在の神話的英雄。彼の「魔法の釣り針」や「空を持ち上げた」という話も、実際の神話が元になっています。また、モアナの航海術も、ポリネシアの伝統的な航海技術「スター・ナビゲーション(星を頼りに進む技術)」を参考にしています。
さらに、「テ・フィティの心」が奪われたことで世界が荒廃するという設定は、ポリネシアの自然信仰に基づいたもの。「自然と人間のつながり」 というテーマが、文化的背景と見事にリンクしています。
📌 ここがポイント!
- マウイは実在する神話の英雄
- ポリネシアの伝統的な航海技術を忠実に再現
- 「自然と共に生きる」ポリネシア文化の精神が物語の核
知るともっと楽しい!モアナの豆知識
① モアナは“プリンセス”ではない?
ディズニー映画といえば「ディズニープリンセス」シリーズが有名ですが、モアナは正式には「プリンセス」としては扱われていません。実際、劇中でマウイも「お前はプリンセスだろ?」と茶化す場面がありますが、モアナは 「私は首長の娘よ!」 と否定しています。
それでも、ディズニーの公式サイトでは 「プリンセス枠」 として紹介されていることがあり、ファンの間では「モアナはプリンセスなのか?」という議論が続いています。
📌 ここがポイント!
- モアナは 「首長の娘」 であり、「プリンセス」とは名乗らない
- 公式には「ディズニープリンセス」の一員とされることも
② テ・フィティとテ・カァの関係の秘密
映画のクライマックスで明かされる最大の秘密── 「テ・カァ=テ・フィティだった」 という衝撃の展開。
この設定は、ポリネシア神話における 「自然の二面性」 を表現していると言われています。ポリネシアの文化では、自然は 「与える存在であると同時に、奪う存在でもある」 と考えられています。
また、テ・フィティのデザインにはタヒチ島がモデルになっていると言われ、テ・カァの荒々しい火山の姿は、火山活動の激しい島々の象徴とされています。
📌 ここがポイント!
- テ・フィティとテ・カァは同一存在 というどんでん返し
- ポリネシア神話における「自然の二面性」がテーマ
③ 隠れキャラ&イースターエッグ
ディズニー映画には、おなじみの「イースターエッグ」(過去作品のキャラが隠れて登場する小ネタ)がたくさん仕込まれています。
✅ 雪だるまのオラフが登場?
タマトアの貝殻コレクションの中に、なんと『アナと雪の女王』の オラフの顔のような貝 が混じっています!ほんの一瞬しか映らないので、見つけるのは至難の業。
✅ アラジンの魔法のランプ
タマトアの宝の山の中には、『アラジン』の 魔法のランプ らしきアイテムも隠れています。ディズニー映画の伝統的なお遊び要素ですね!
✅ フィンが『リロ&スティッチ』にそっくり
映画冒頭、モアナが海の生き物たちと触れ合うシーンで登場する小さな魚。この魚のデザインが、『リロ&スティッチ』に出てくるフィンと酷似していると話題になりました。
📌 ここがポイント!
- タマトアのシーンにオラフやアラジンのランプが登場
- 小さな魚が『リロ&スティッチ』のキャラにそっくり

まとめ
『モアナと伝説の海』は、ディズニーの新たなヒロイン像を描いた作品であり、「自分の道を切り開く強さ」 をテーマにした感動的なストーリーが魅力です。美しい映像、心に響く音楽、そしてポリネシア文化をベースにした深みのある世界観が、多くの観客を魅了しました。
こんな人におすすめ!
✅ 勇気をもらいたい人
→ モアナのひたむきな姿は、挑戦する勇気を与えてくれる!
✅ ディズニー映画が好きな人
→ 『アナと雪の女王』や『ラプンツェル』が好きなら、間違いなく楽しめる!
✅ ポリネシア文化や神話に興味がある人
→ 伝統的な航海術や神話を学びながら楽しめる作品!
もう一度観たくなるポイント
🎵 『How Far I’ll Go』を改めてじっくり聴く
🌊 海の描写に注目して、映像美を堪能する
🔍 隠れキャラ&イースターエッグを探してみる
映画を観たことがある人も、もう一度観ると新たな発見があるかもしれません。
もしまだ観ていないなら、ぜひこの機会に『モアナと伝説の海』の冒険を楽しんでください!